
税理士の、福島重典です。
平成27年1月から相続税が増税されるということで、ハウスメーカーや信託銀行などが
主催する相続税対策セミナーが各地で活況のようです。
今まで相続税の申告しなければならない人は、全体のわずか4%程度でしたが、
基礎控除額が縮小されることによって、1.5倍の6%程度まで増加するといわれております。
相続税は、被相続人(亡くなった人)から相続や遺贈などによって取得した人について、
それらの相続や遺贈などによって取得した財産の価額が「遺産にかかる基礎控除額」を超える場合にかかります。
その基礎控除額は現在「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」でしたが、
「3,000万円+600万円×法定相続人の数」と4割縮小されます。
また、税率も引上げられます。税率の段階は6段階から8段階に変更され、
最高税率は現行の50%から55%となります。
これによって、今まででしたら相続税など関係なかった人が課税対象に取り込まれたり、
相続税の税額が増えたりするかもしれません。
執筆:税理士 福島重典